久々に旅行の続きを書こうかと思います。
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martigny駅からchamonixへ向かう、モン・ブラン急行へ乗り換える。
この駅ではヴェルビエまでのサン・ベルナール急行と、今回乗車した、モン・ブラン急行が同じホームから反対方向に向かって出ている。
モン・ブラン急行はジュネーブよりからの出発。よく確かめてから乗車する。
最初の数分間は、国鉄と並走するが、すぐに西へ折れ、急勾配を登っていく。
時折、深い渓谷を横切りながら、どの駅も村も、崖の中ほどにある小さなテラスに乗っかっているような場所ばかりでスリルはなかなかのもの。
モン・ブラン急行の終点は、ル・シャトラール・フロンティエール駅。この先はフランス国鉄に乗り換える。
乗務員がシャモニに行くなら乗り換えですと教えてくれる。
車内は自転車をかけたり、スキーを立て掛ける場所 がきちんと確保されていた。
短いトンネルを抜けるとそこはフランス領である。エギーユ・ルージュ(赤い針峰群)が見えてきた。アルプス最高峰である、モン・ブランは優雅な稜線で知られているが、それを取り巻く山群は切り立ったものが多い。
国境からシャモニー駅へは40分ほど。
シャモニーの町はのんびりとした、リゾートで、ホテルを探しながら、ゆっくり山と町を歩いた。
1786年、登山家のジャック・バルマと、医師のミシェル・パカールがモン・ブランの初登頂に成功。
その像かと思いきや、右側はスイスの地質学者、ソシュールだそう。左はバルマだそうです。
ホテルはla fausigny。この旅行では1番ホスピタリティもよかった。コーヒーや紅茶が自由に飲めるのがうれしい。
翌日は、エギーユ・ディ・ミディへ。展望台へのロープウェイ乗り場は最近建て替えられたのか、大変きれいだった。この日は朝から曇っていたが、せっかく来たので乗ってみることに。
標高3842mまで、約20分の旅。
展望台からアイスクライミングをするんだと言ってディセンドしていく。
クライマーの姿もちらほら。
エギーユ・ディ・ミディ展望台。
曇りの予報で、山容を見るのはあきらめていたが、幸運にも晴れてきた!グランド・ジョラスは見えたものの、モンブランは雲に隠れて姿を見せてくれず。
しかし、ほぼ1日、展望台で景色を堪能した。
翌日は早朝に起床、再びモン・ブラン急行に乗り、スイスへと向かう。
行きはル・シャトラール・フロンティエール駅での乗り換えだったが、帰りはヴァロシネ駅で乗り換え。ややこしい。
首都・ベルンへ到着。
予定はなかったのだが、世界遺産にも登録されている街並みを見て回ることにした。