2012年8月29日水曜日

1歩ずつ・・・

復帰シリーズ?の第1弾として木曽駒ヶ岳に登ってきた。

毎年1~2回、東京の友人とのコラボ企画始めてもう5年くらいになる。
去年は台風で中止になっており、今年は僕のケガで・・・となりそうだったので、是が非でも行きたかった。

西日本からは僕と、もう一人が1日遅れてくるということで、僕が車で行くと帰りが合理的でなくなるので、久々に18きっぷで駒ヶ根まで向かった。
10:35くらいに山科を出る電車に乗ったけど、結構キツキツのスケジュールで、乗換時に写真撮るとかいう暇もなく、
山科~米原~大垣~豊橋~天竜峡~駒ヶ根
合計4回の乗り換え、駒ヶ根には19:00前に着。
豊橋~天竜峡は車窓からの景色もよかった。

その日はホテルに泊まって、早朝、東日本組と合流。
天気も空気も澄んでて、気持ちよく登れそうだけど、ケガして全く登ってなかったので不安とともにバス・ロープウェイの時間を過ごした。

千畳敷カール。気温は14℃。きもちいい。

時間もかなり余裕をもって組んだので、モーニングを・・・コーヒーのみ450円・セット650円。

遊歩道でダラダラすごしてから登り始めたが、思ってたより足もしっかり動くし、痛みもさほどなかった。自分で思ってた以上に動けることにホッとしたりした。
宝剣岳。こんなとこに登れるとも思ってなかった。

宝剣岳から千畳敷カールを見下ろす

この日は宝剣山荘泊。

夕焼け・朝日
 
 

朝食後にまた寝るというダラダラ。8時に友人が朝一のロープウェイで合流。
木曽駒ヶ岳を目指した。


下山も足は快調!
みなさんありがとうございました!
少しずつ足も快方に向かっております。
 
 

 

2012年8月19日日曜日

FUJI ROCK FESTIVAL-29th,July,2012

とうとう最終日。といってもみなさんかなり疲れもたまってきている様子。
この日も宿のオヤジのモーニングコールで起こされ、朝食後にダラダラしながら用意して、
昨日のごとく渋滞に巻き込まれながら到着。

GALACTIC with special guests corey glover and corey henry-GREEN STAGE
ほぼ最後からだったのであまり見てないんですが、ファンク系のバンドでかっこよかったように思います。

toe-GREEN STAGE
日本のポストロックの第一線で活動しているそうで、名前は聞いたことあったんですが、今回、初めて聴きました。
tortoiseのライト版って感じでしょうか。途中から強烈な眠気に襲われ、気づいた時には終わってました。
★★★


井上陽水-GREEN STAGE
普段邦楽はほとんど聴かないんですが、おおー!井上陽水!と発表時には思いましたね。
「東へ西へ」「リバーサイドホテル」などヒット曲のオンパレード。「少年時代」は多くの観客が立ち上がり、大御所の美声に酔いしれていた。全11曲を歌い終えた63歳は、興奮気味の観客を横目に「さよなら。お幸せに」。独特の口調でそう言うと、足早にステージをあとにしました。
★★★★



JACK WHITE-GREEN STAGE
今日はグリーンばっかですね。疲れてるから動きたくないのです。
JACKはかっこよかった!
WHITE STRIPES時代の曲やラカンターズの曲も含め、女性だけのバンドで、なんかエロかったな。seven nation armyは特によかった!
けっこうざっくり系の音楽っぽくて実は違うというのか、プリミティヴな音楽作りを考えているような気がします。。
★★★★

EXPLOSIONS IN THE SKY-WHITE STAGE
イギリスがMOGWAIならアメリカはEXPLOSIONS IN THE SKYだそうです。
僕は知りませんでした。
実際聴いてみると、なるほど、MOGWAIと比べられるだけのことはある、と感じました。
静から動っていう感じも似ている。ライブはこっちの方が上かなと感じました。
もっと入念なサウンドチェックができる単独で観たいと思いました
音源はMOGWAIの方が断然よい。
★★★★


ELVIS COSTELLO AND THE IMPOSTERS-GREEN STAGE
ライブ前半はアップテンポの曲が続いたが、中盤は歌い上げるスローバラード中心のセットリスト。歌声は年齢を重ねるごとに更に渋みが増し、その声に魅了される観客も多かったのでは。
圧倒的な歌声で歌う最中、雨は降らずとも、空には雲がかかりストロボのような雷。
さらには、ライブ後半”Pump It Up”内では、ビートルズの”Help”を、”Peace,Love And Understanding?”内では、ザ・フーの”The Kids Are Alright”、ラスト”Less Than Zero”内では、再びビートルズの”Twist And Shout”のメロディーラインをのせるなどの遊び心がよかった。
★★★★

RADIOHEAD-GREEN STAGE
グリーン・ステージ満員ぎちぎちのオーディエンスに迎えられ、ヘッドライナー=レディオヘッド開演!
何をどうやったら電子音とバンド・サウンドがこんなスケールで融合するのか。なぜ、ロックを批評し尽くした果てに、かくも獰猛な異次元のグルーヴを生み出すことができるのか。何度観てもやっぱり解析不能。
★★★★★

めっちゃ楽しい3日間でした!
関西から一緒に行ってくれた2人もありがとうございます~!

2012年8月9日木曜日

FUJI ROCK FESTIVAL-28th,July,2012

前日、宿に帰ったのが2時ごろというのもあり、ゆっくり寝たかったんですが、宿の「朝食付き」に睡眠を阻まれました。もちろん助かったんですが、睡眠という点では下策だったかもしれません。

11:00くらいに会場に着く感じで宿を出たんですが、2日目はやはり土曜日、途中で渋滞に嵌ります。
約1時間遅れで会場着。

SEUN KUTI&EGYPT 80-GREEN STAGE
アフロビートというジャンルを築き上げたレジェンド、フェラ・クティの息子。その父フェラ・クティが率いたバンドEGYPT 80がバックバンドについているということで、興味がありました。
フェラ・クティのZOMBIEっていうアルバムしか聴いたことありませんでしたが、猛暑のグリーンステージのライブを見て、この気温こそが彼らの過ごしてきた世界に近いのではないか?と思わせるほど、最初からテンションが高く、2時間の演奏も絶好調。芝生の上でゴロゴロしながら聴くのは気持ちよかった。
★★★★


ONDA VAGA-ORANGE COURT
今年のフジのアーティストで、会場でのCD売り上げが1番だったらしい!
日本の裏側、アルゼンチンからやってきて、毎日ステージをこなしてたようです。
そして、この曲をやってくれるとは!
盛り上がりましたー。日本語うまいな。。
★★★★☆

RAY DAVIS & THE BAND
KINKSは好きだったので、かなり楽しみにしてました。
3日目もあったけど、レディヘとかぶるのでこの時間で。
やはり、KINKSの曲はいい!
いつものフジならRAY DAVISが2日目のトリでもいいんじゃないかなという感じですが、
今年はそう思うとすごいラインナップだなと改めて思うわけです。
弟と仲直りして再結成を望みます。
★★★★☆

THE D.O.T-RED MARQUEE
THE MUSICとTHE STREETSのフロントマンのユニットってことで、音源聞いたときは音はまるでテクノでかっこいいなと思ったのですが、結成してからの時間が短いからか、ギグとしてはちょっと微妙に感じました。
ザ・ミュージックとは異なるベクトルに進んでいるが、音的にはいいと思うので、今後に期待です。
★★★☆



THE SPECIALS-GREEN STAGE
MADNESSが結構好きでSPECIALSはそんなに聞いてなかったけど、やっぱスカは楽しい!
特筆すべきは、彼らの短かったキャリアにも関わらず、その決して多いとはいえないレパートリーが、世界中で、また後から来た世代にも愛された、という事実。
優れたポップ・ミュージックは、視覚的にも優れている。それはポップ・ミュージックがトータルなアートであるからだ!
★★★★


SPIRITUARIZED-RED MAQUEE
溢れるほどの人、人、人が集結。それほど大勢の人が詰めかけた中で、彼等は実力通りに確かなパフォーマンスを披露してくれた。
今までのアルバムからバランスよく演奏していたように思います。
体に染み込んでいくような甘美なメロディと歌声には心がほっこりと温められる感じ。
★★★★☆

NOEL GHALLAGER'S HIGH FLYING BIRDS-GREEN STAGE
お互い(同じ日程になるなんて)絶対に許さないと思うよ。もしそうなったらどうなるかって? まず周りが "オアシスの再結成か!?" って騒ぎだすだろうよ。うっとうしいことにな」と語るノエルは、「アイツ(弟)もきっと同じこと思っているさ」と再結成の可能性など限りなく皆無に等しいと言わんばかりの様子のノエル。
この日も気持ちよさそうに歌っていたと思います。
ノエルが歌うヴァージョンというのがとても新鮮だった”スーパーソニック”や、おなじみの”ドント・ルック・バック・イン・アンガー”でさえ、生き生きと響いてきた。

2012年8月7日火曜日

FUJI ROCK FESTIVAL-27th,July,2012

過去にも何回か書きましたたが、今年のフジはTHE STONE ROSESが来る!ってことで楽しみにしてました。が、思わぬケガで行けるかどうか・・・というところだったが、無事に回復、モッシュピットで!というわけにはいかなかったが、行くことができました!

神戸からほぼ徹夜で運転、宿も朝からチェックインさせてくれ、一眠りして会場へ。

今回のメンバー!


感想などささっと。

THE TROJANS-Field Of Heaven
今回でフジ7回目らしい。ユニオンジャックのスパンコールの衣装が印象的でした。
オーセンティック・スカのゆるーい空間。
バグパイプが出てきたときはスコットランドのようでした。
DJANGO DJANGOを観るために途中で離脱したけど、全部観たかった。
★★★★



DJANGO DJANGO-White Stage
BETA BANDのジョン・マクリーンの弟のバンドということで気になっていました。
昼間のホワイトが結構な人で埋まっていてビックリ!浮遊感漂うHeil Bopから Defaultまで、幅広く多彩なサウンドスタイル、実験性の強い音楽。ドラマーが中心人物だけあってかなりリズム重視で面白い。トライバルなリズムに、軽快なギター、程よいエレクトロな味付けが楽しい。
★★★★★

OWL CITY-GREEN STAGE
オレンジコートのハンバート・ハンバート×cool wise manもよかったけれど、遠かったのでグリーンに戻ってきました。
機材トラブルがあったらしく、20分ほど遅れてスタート。
キラキラ感のあるボーカルかと思ってましたが、意外に太い。
遅れが影響したのか、30分ほどでギグも終わりました。ちょっとガッカリ。
グリーンってのも合ってなかったのかも。。
マーキーならこんな感じったか?
★★★


KENSINGTON HILLBILLYS-木道亭
終わってから運転の疲れもあり、昼寝したらかなり焼けてしまった・・・
THE BIRTHDAYの爆音で目が覚めたけど、寝起きにはつらかったのでトロトロ歩きだして、足が止まったのが木道亭のKENSINGTON HILLBILLYS。ラップスチールギターが気持ちいいカントリーロックバンド。
途中でLONDON CALLINGなど、THE CLASHのカバーもやってくれました!
苗場食堂ではもっとやってたみたい。



ERNEST RANGLIN-FIELD OF HEAVEN
ジャマイカンレジェンドとして、知る人ぞ知るギタリストなわけですが、私は最近知りました。

2012年現在で御年80歳のまさにレジェンド。
ジャマイカンオールディースは今でも世界各地で愛されている素晴らしい音楽なのですが、現役で活動していればみんなこの位の御年になってしまうという。
レゲエだけどジャズ。
それでも、日本のFESで公演を行うという”熱さ”にはリスペクトするしか無いですね。
★★★★


BEADY EYE-GREEN STAGE
今年からOASISの曲も解禁、おまけに次の日はNOEL GHALLAGERってことで、気合も入ってたのかなという感じでした。
1曲目からなんかリアムの声がおかしい、というか、こもってる感じなんですよね。
それでも徐々に調子を戻して?オアシスのROCK'n ROLL STARとMORNING GLORY
時にはみんな大盛り上がりでしたね。
やはり1枚目・2枚目の曲がよいなーと感じます。
しかし、リアムが「Mr.Noel Ghallagerの曲だ!」というようなことを言ってたと思いますが、
関係は良い方向に行ってるのかな?とも思いましたね。
ストーン・ローゼズを楽しめ!って言ってましたね。
★★★★☆


OCEAN COLOUR SCENE-RED MARQUEE
前のフジではグリーンでしたが、今回は場所を変えてマーキーでってのがめっちゃよかったと思います!
RIVERBOAT SONGからエンジン全開という感じで大興奮。
いやー、ROSESの時間に余裕があれば絶対全部観てましたー!
今回のベストアクトの1つだといえます。
★★★★★

THE STONE ROSES-GREEN STAGE
うーん、ついに、この時がやってきました。
僕がUKに目覚めたころに解散してしまったのでオンタイムで観てないですが、イアン・ブラウンのギグにはたびたび足を運んでました。
7・8年前のサマソニでROSESの曲を解禁したときには感動したもんです。
グリーンステージは当然のごとく超満員。ステージ転換のSEが一度フェイドアウトし、シュープリームスの「ストーン・ラブ」。一人ずつステージにあがったことを確認するかのように、セッティングに入るメンバーの姿がスクリーンに映るたびに、大歓声!

彼らのファーストアルバムの1曲目を飾る曲でもある「I Wanna Be Adored」。相変わらずお世辞にも上手とは言えないイアンのボーカルだけども今回はあったかくて調子も良かったと思います。
それはファンの贔屓目かもしれないけど、少なくとも歌詞の一言一言を噛み締めるように丁寧に歌っていたのが印象的。そこに煌めきを放つようなジョンのギター、脳天を貫くようなレニのドラム、そして唸るようなマニのベースが重なると、唯一無二のザ・ストーン・ローゼズの音が完成!。
FOOLS GOLDではBEATLESのDAY TRIPPERの1節をジョンが演奏したり、イアンのちょっかいにはにかんだり、再結成に至るまでには少なくとも穏便ではなかった2人の関係性を思い起こすと胸も熱くなります。。
強烈なビートで会場を跳ね上げるレニ。 一人だけスポットライトがあたってモジモジするマニ。

This Is The Oneはやっぱり感動。

これだ、これだ
これだ、これだ

僕が待ち望んだのは 。
★★★★★