2013年3月25日月曜日

20130312~20130318 アイスランドの旅③

この日の午前中はオフ。



レイキャビーク市内をぶらぶら。



 

ハトルグリムスキルキャ教会。市中心部の丘の上に建っている教会で、街中どこからでもこの教会が見えます。
スカッと晴れた、清清しい青い空に向かって高くそびえる、とても美しい教会です。
教会の前にはバイキング時代の英雄、アメリカ大陸を発見したと言われるレイブ・エリクソンの像が立っています。あれ?コロンブスじゃなかったの?
高さは74.5mで、アイスランドでは最も高い建造物です。最上階まではエレベーターが通じており、市内を見渡す展望台となってます。ただし、エレベーターは有料(500ISK)。




 

ホテルに戻り、昼からはブルーラグーンへ向かいました。
発電のために使われた温泉が再利用されずに溶岩台地に放棄され、温水がたまって池になった温泉です。レストランやスパの設備も充実してますが、我々は温泉に入っただけです。広大な露天風呂なので、温水が流れ込んでいる部分は温かいけれど日本人にとったらかなりぬるいです。まあ、それでも徐々に温まります
。温泉から上がった瞬間はあまりの気温の低さに一時的に恐ろしく寒く感じますが、芯から温まってるのがわかります。
温泉に入りながらオーロラも観れるそうです。


夜は昨日と同じようにオーロラツアーに参加。



今日は空も晴れているし、なんとなく期待しながら外に出たり、建物で待機したり・・・
しばらくするとがやがやとなり、
「It must be joking!」
「No kidding!!!!」
と聞こえたので、こ、これは・・・もしや!
と思って外に出ました。

が、オーロラは一応出ているものの昨日の方がよく見える感じで、F君とも「なんや、こんなんやったら昨日の方がよく見えたよなあ」などと言いながら、明るい建物から暗闇に入った瞬間、
「うぉぉ!なんやこれ!?」
くらいの大きなオーロラが!
昨日見た、これがオーロラかも。っていうのから、間違いなくオーロラを見たと言えるレベルに昇格した瞬間でした。








ちなみにカメラの設定ですが、絞り1.9、ISO800で撮影しました。こんな写真撮れたら撮影にもがぜん興味湧いてきます。この日はずーっとオーロラも出続けてくれて、帰りのバスの中からも眺めながら帰ることができました。
これで今回の旅の目的はほぼ達成されたといっても過言ではございません。

帰ったのは相変わらず2:00で、また寝不足になるのは間違いなしですが、それを補って余りあるものでした。

2013年3月23日土曜日

20130312~20130318 アイスランドの旅②

さて、いよいよアイスランドでの行程です。



朝食はホテルのバイキング。これにヨーグルトとかシリアルとか、おいしかったです。
日中のツアーの昼食用に毎日サンドイッチとホットチョコレート作ってました(笑
 

 
ご飯食べたらツアーに行く準備をして、ホテルのロビーで待ちます。
時間が来るとガイドが迎えに来てくれて、まずはガイドの事務所へ。そこで各々のツアーのバスに乗り換えるシステムです。
 送迎バスはこんなの。

この日の昼ははグリーンハウスとゴールデンサークルのツアーに参加しました。
ゴールデン・サークルとはアイスランド南西部、シンクヴァトラヴァトン湖とその東の一帯を指し示す呼称で、大陸プレートの割れ目と間欠泉を筆頭に、世界でも珍しい観光スポットが集中しており、このような特別な呼び名で呼ばれてます。首都レイキャヴィークから東に約30~70kmと都市圏からの距離が近く、観光客の人気は非常に高いのです。
主な観光スポットは以下の通り。
  • シンクヴェトリル国立公園(世界遺産)
  • ゲイシール間欠泉
  • ストロックル間欠泉
  • グトルフォスの滝
  • ケリズ火口湖

 アイスランドは樹木がほとんどありません。9世紀にノルウェーからヴァイキングが植民したときに、樹木を切り倒して、家財や暖房の素材としてなくなってしまったそうです。

今回の旅はずっといい天気でした。。。
んで、まず到着したのがクーヴェラゲルジのグリーンハウス。所謂ビニールハウスみたいな感じです。
果樹や野菜を地熱利用のグリーンハウスで栽培しています近頃は野菜に加えて果樹や花の栽培も盛んになっています。現在では全国的にこのシステムが確立され、最も重要な天然資源のひとつとなっているそうです。




グリーンハウスを後にして、グトルフォスの滝へ。
アイスランド語で"gull"は「金」、"foss"は「滝」を意味し、「黄金の滝」という名を持つそうです。
最大幅は約70m、最大落差は1段目で約15m、2段目で約30mあり、アイスランド随一の規模を誇る。アイスランドの代表的な観光スポットの1つ。
20世紀初頭、イギリスの企業がこの滝一帯に水力発電所の建設を計画したそうです。しかし、シグリットという名の少女がこの工事に反対、滝壺に自らの身を投じようとした事で工事を中止させたとか。滝壺の横には彼女の銅像が建てられ、今も滝を見守っています。




バスは続いてゲイシールへ。
間欠泉のことです。
付近には温泉や小間欠泉が多いため、最も大きい間欠泉はグレート・ゲイシールと呼ばれます。間欠泉の活動は地震活動、地殻変動などと密接に関連しているため変動があり、19世紀に最も激しく活動した後、1935年以降ほぼ活動しなくなってしまったそうです。アイスランド政府は水路の新設や清掃などを行い、間欠泉活動が活発になるよう努力を重ねたが、1990年ごろには再び活動を止めてしまいます。しかし、2000年に起こった地震が活動を再開させ、1日8回ほどではあるが活動を見せるようになった。現在は平均して1日3回ほど、最大で60mほどの噴出が見られます。

また、グレート・ゲイシールの近くにあるストロックル間欠泉は比較的大型かつ最も活動的で、6〜7分ごとに20mほどの噴出を見せており、今ではこの間欠泉の見物が観光の目玉となっており、多数の観光客が訪れます。




動画。時間かかるので、最後の方まで我慢してみるか、飛ばしちゃってください。

今日の昼のツアーはここまで。帰りはホテルを聞かれて、直接送ってもらえます。
昼ごはんは一応お土産屋さんみたいなところで食べれるけど、僕たちは持って行ってたパンで対応。これは今回の旅では毎日でした(笑)

帰ってきたのは17:00くらいかな。
ちょっとスーパーに晩御飯など買い物に行って、19:30に今度はオーロラツアーの迎えが来るのでまたロビー待機。
朝と同じ感じで乗り換えます。ちなみにこれがバスなんですが、1台ずつヒゲが違う。遊び心があります。



前回は夏に行ったので、ツアーも人が少なく、小さいバスでアットホームな感じでしたが、冬はやはりオーロラ目当ての人が多いのでしょう、どのツアーも大きなバスばかりです。

昼のツアーでほとほと疲れてる我々は、ポイントに着くまで爆睡・・・
この日のレイキャビーク付近はは雲も多く、長めにバスを走らせてアクラーネスまで行きました。
行くだけで2時間近くかかったと思います。

周りに何もない(といっても寒さを防ぐ建物と売店はあります)ところで立ってみると、はぁ・・・これがオーロラなのか??みたいな感じでうーっすら緑の光が・・・



後輩と、「ほら!あれかな?う~ん・・・まあ一応観れたな・・・」とか言いながらも、お互い「ほんまにあれが・・・?オーロラ・・・?」みたいな感じでしたが、これで終了。

またバスに乗ってホテルに着いたのが2:00。
風呂入ったり、明日の用意してたら3:00。

なかなかハードスケジュールの1日でございました。
続きは、また。。。

2013年3月22日金曜日

20130312~20130318 アイスランドの旅①

4年ぶりの海外、今回は再びアイスランド!オーロラハントに挑戦しました。
数回に分けて綴りたいと思います。

3・12に出発。
今回は初めて一人旅ではなく、二人旅でした。
相棒は女性・・・ではなく、会社の後輩F君で、30過ぎたオッサンの二人旅になったわけです(笑)

ま、それはさておき、会社を午前で切り上げ、深草のバス停へ向かいましたが、途中でFくんが
「カメラがない・・・」と言い出しました。
出発前に会社でF君がカメラを貸してほしいと言ってたので、貸したんですが(僕はもう1台持って行ってました)、彼はそのカメラを仕事のかばんに入れて、駐車場に置いてあった旅行かばんと仕事かばんを入れ替えて旅行かばんだけを持ってきたようです。

行きしなは高速バスで東京まで行ったんですが、まずはじめに新宿のヨドバシカメラで新しいカメラを買うというところからトンデモ旅行が始まりました。
新宿からホテルのある根津まで行くのにもどの地下鉄乗っていいのやらよくわからずでしたが、何とかたどり着こうとしたとき、ふと後ろを振り返るとF君がいません。

しばらく待ってると、コロコロが付いた旅行かばんを持ち上げて歩いてます。
今度はコロコロのタイヤが裂けたみたいで、1つ動かなくなってしまったと・・・
見てみるときれいに回転方向にきれいに真っ二つ!

あのコロコロのかばんって、他人が転がしてるとあまり気にならないんですが、近くの人が転がしてるとなんかうるさいですね(笑
さすがにカメラ購入後のため、新しいかばんは我慢してました。常に蛇行しながら今回の旅行は頑張って押してました。
ホテルの敷地の真ん中に森鴎外の住んでた家があるホテルでしたよ。それだけで何も見てないです。

翌朝は起きて、タクシーで日暮里駅まで、そこから成田空港へ向かいました。
途中でスカイツリーが見え、タクシーの中ではしゃいでました。完全なお上り状態。

成田からデンマーク・コペンハーゲンまで12時間、トランジットでアイスランドまで3時間のフライトです。
この写真の6番は何で子供が救命胴衣来て、ヒモみたいのでつるされてるんでしょうか?
 
とりあえずコペンハーゲンで一服。

トイレはかなり高めの設定です。僕の身長でなんとか用を足せるくらいです。フィンランドも高かったな。

デンマークからはIceland airでレイキャビークまで。搭乗したらアイスランドのバンドの音楽が機内にかかってるんですよ。これはいい。USBもついていました。
 

到着は13日の22:00でした。時差が8時間だから日本時間の6:00。
出発は13日の12:30。トランジットも含めるとざっと18時間です。

空港でバスのチケットを購入し、バスでレイキャビークのバスターミナルまで、そこから違うバスに乗り換えてホテルまで送ってもらえます。2500アイスランドクローナ。1クローナは0.7円くらいです。
今回お世話になったホテル、centerhotel klopp。


ツインなんですがベッドの配置が、机、ベッド、ベッド、机になってて、男二人の旅だから微妙な配置であります。

この日は長旅の疲れもあったし、次の日は朝からツアーに参加予定だったので、早々に就寝。
明日に備えました。

続きはまたぼちぼち書いていこうと思います。