2011年9月8日木曜日

exit through the gift shop

一昨年にイギリスで撮った写真、こーいった作風のストリートアートをご存じだろうか?

世界で最も有名なグラフィティ・アーティストだが、誰もその素顔を知らない覆面アーティスト、BANKSY(バンクシー)。
世界の著名美術館に無許可で作品を掲示し、ストリートアートは数知れず。パリス・ヒルトンのデビュー・アルバムのフェイクを勝手にCDショップへ陳列したり、指名手配犯になったこともある彼の作品は常にオークションで高額取引されている。

そのBANKSYが監督したドキュメンタリー映画を観てきた。
主人公?はビデオカメラ片手にひたすらバンクシーを追いかける男・ティエリー。彼とと立場を逆転し、いつの間にかその男がバンクシーらの手によって「Mr. Brainwash」なるグラフィティー・アーティストに祭り上げられていく・・・という内容。

彼の行動を通して、アートとはなんなのだろうか、また、誰がその価値を決めるのか、といったところの疑問を投げかけている作品ではないだろうか。

途中にオアシスやブラー、ダミアン・ハーストら、個人的に好きなブリットポップ・ムーブメントも出てきたり、音楽もバンクシーと同郷のブリストル出身、ポーティズヘッドのジェフ・バーロウが担当してたんで、そのあたりも含め、内容も大変面白いものだった。

なんかドキュメントなのに一つの作られた話に持って行っている、バンクシー、すごい。

roads/portishead

2011年9月5日月曜日

tree of life

を観てきた。

父=ブラット・ピット
子=ショーン・ペン

って触れ込みだったので、どんなのかなと思ったのと、テレンス・マリック監督作品だったのもあって。。

どーいう親子関係なんやと思ってみましたが、そこは納得。
話もよくできてますが、感想としてはありきたりな感じだなというのが個人的な結論。

テーマの割に音楽や映像美も壮大すぎるような・・・
地球の誕生まで遡るか・・・笑
それがこの映画だと言われたらそうなのかなとは思います。

悪い映画ではないと思いますが、ちょっとしんどかった。
シン・レッドラインの方が面白かった。