2015年7月23日木曜日

2015.06.28-29 石鎚山

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 それまでは立山三山に行く予定をしていたのだが、前々日から当日にかけて、悪天候が続いており、決行するか、行先変更するか悩んだ結果、西日本最高峰愛媛の石鎚山へ。

正確には、最高峰に位置する天狗岳(てんぐだけ、標高1,982m)・石鎚神社山頂社のある弥山(みせん、標高1,974m)・南尖峰(なんせんぽう、標高1,982m)の一連の総体山を石鎚山と呼ぶ。

古くから山岳信仰の山として知れ渡るこの山は、毎年、7/1から7/10までの間に「お山開き」の神事が執り行われ、多くの信者が参拝登山に訪れる。古くからお山開きの期間中は女人禁制とされてきたが、現在では7/1だけ、女性は成就社までで山頂まで登る事が出来ないそうだ。

京都からは約5時間。意外に遠く、北アルプスまで行けるがな!くらいかかる。
アクセス等は以下へ。
http://www.ishizuchi.com/

石鎚ロープウェイ向かいの京屋旅館に駐車(1日500円)。
食堂からお土産までそろっているが、おおよそ石鎚土産には程遠いような物も。

ロープウェイで下谷駅から成就駅へ。標高455mから一気に1300mまで。約8分。往復1950円。

成就駅からリフトでもう100m稼げるが、ここは使わず。冬にはスキーも楽しめるようだ。石鎚神社に到着。25分くらいか。
実際の登山はここから。


今回は元々1泊の予定で来ていたので、出発も、歩くスピードも比較的のんびりとなった。
登山口からしばらく(20分くらい)は下りが続く。

登山道はよく整備されており、非常に歩きやすい。


弥山までには4か所の鎖場があり、下から試しの鎖、一の鎖、二の鎖、三の鎖と続く。
前者森の試しの鎖が1番長く(74m)、勾配も急である。この日も前日まで悪天候だったこともあり、鎖場も濡れており慎重になる。すべての鎖場に迂回路はあるので、心配する必要はない。



雲海が非常にきれい。登山道がその隙間から顔を見せる。

北壁はなかなかの迫力!頂上まではもうすぐ。。。

面河渓方面。こちらのコースも素晴らしい景色を楽しめそうだ。

頂上山荘に到着。手前はアマチュアカメラマンの福島勲氏。アマチュアとはいうものの、写真集2冊を出版している。写真の撮り方やどこで写真を撮れば良いかなど、お教えいただいた。

太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる、ブロッケン現象も見ることができた。


福島氏に教えを請いながら、夜景の撮影練習。


翌日の日の出もしっかり見ることができた。

iphoneで撮った動画なので縦長ですが…

下山後は車を止めた京屋旅館で日帰り温泉で汗を流し、帰路へ。

四国の山ということで、北アルプスに比べれば景色もいまいちかな・・・と思っていたのだが、期待値をはるかに上回る山行となった。

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